なるべく車検は格安価格で終わらせたいものですが、きちんと検査してもらわなければ安物買いの銭失いになってしまいます。格安車検でも保険料や税金、業者の利益となる整備の費用など最低限必要な経費は発生するものです。あまりにも値段が安い整備工場は自動車をろくに点検せず終わらせてしまうようなところもあるので注意です。また、見積もり時点では安く見せておいて、いざ入庫したら不必要な部品交換などを行い、値段をつり上げる過剰整備をする工場にも注意が必要です。依頼をしていない、今交換する必要はない箇所を勝手に交換し請求費用を上乗せされることがあります。安いからと値段だけを気にするのではなく、値段に見合った整備をしてくれる優良な整備工場を探して利用するようにしましょう。

見積もりを取って内訳を聞くようにする

何故格安で車検ができるのかを自分の目で確かめるため、必ず見積もりは取るようにしましょう。大抵の業者では、見積もりは無料で行っています。いくら安くても見積もりをくれないところは避けた方がいいでしょう。車内清掃や洗車をしない分コストを安くしているなど理由のある安さなら安心ですが、特に根拠の無い安さは整備の質に影響が及ぶ場合があります。また、見積書は少なくとも整備が終わって自分の手元に自動車が戻ってくるまで保管しておくようにしましょう。実際に交換した部品や調整した箇所が比較しやすいので精算時に差額がわかりやすくなります。ちなみに最低限かかってしまう自賠責保険や重量税といった法定諸費用は自分であらかじめ計算しておくと、整備代金としてどのくらい計上しているのかわかりやすいので調べておくことをおすすめします。

入庫後に値段をつり上げる業者に注意

保険料や税金は業者の利益にはなりませんので、商売としてはなるべく整備費用や部品代で利益をあげなければなりません。とはいえ整備工場やチェーン店が乱立する現在、料金を安くしないとなかなか顧客は捕まりません。ですので、どこも基本料金と称して安価な値段を提示していることが多いです。ところが自動車は実際に分解してみるまで中の状態はわかりませんので追加整備が発生することがあります。車検の基本料金が格安といっても普段のメンテナンス状況によってはそこまで安くならないこともあります。優良な業者ですと必ず点検時に何らかの形でユーザーに相談をし、過剰整備をしないようにしますが、中には入庫後勝手に整備を行い、請求金額をつり上げる業者も存在します。必ず整備前に確認の連絡を貰うように業者に伝えておくのが大切です。